人体に活力を与えるタウリン

飲酒や食生活が体に及ぼす悪い影響を分解し解毒してくれる肝臓は人体の化学工場とも呼ばれるほど複雑で高度な働きをする大切な臓器ですが、加齢や酷使により疲弊すると解毒作用も低下し体全体の機能も低下します。



そんな疲れた肝臓に活力を与える成分として知られているのがアミノ酸の一種であるタウリンです、肉類にも含まれていますが魚介類に特に多く含まれているこの成分は胆汁酸が肝臓で作られるのを促進させます、胆汁酸が作られる過程ではコレステロールが消費されるので結果として血中のコレステロール値は下がり胆汁酸が主成分である胆汁の働きで食べ物の消化もよくなり肝臓の働きも良くなります、また、タウリンは弱った肝臓の細胞の再生そのものも促進させ、血圧降下作用や心臓機能の安定化作用も期待されています。



タウリンの必要量は成人で1日に500mgとされていますが現実にはその半分程度に留まっています、不足している場合は魚介類から摂取すると上手に補えます、含有量の多い食品はタコやイカ、サザエやホタテ、カニやエビなどの魚介類で、魚はカツオやブリなどの血合いの部分に多く含まれています、たとえばタコならば90g、エビならば中型のものを5尾ほどで1日に必要な量をほぼ摂れますが、不足している分だけを補うのであればもっと少量で充分です。



タウリンは栄養ドリンクにも含まれている成分ですが、サプリメントも含めて食品以外から補おうとする場合は摂り過ぎに注意しなくてはなりません、1日の摂取量が3000mgを超えないようにしましょう。